埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1273
■ 種類 学会発表
■ タイトル 自然由来と疑われる泡が流下する河川の有機物特性
■ 著者 池田和弘    埼玉県環境科学国際センター
高橋基之    埼玉県環境科学国際センター
柿本貴志    埼玉県環境科学国際センター
見島伊織    埼玉県環境科学国際センター
木村弘明    埼玉大学大学院
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)日本水環境学会
■ 出版年 2011
■ 誌名・巻・号・年 第45回日本水環境学会年会、平成23年3月18日
■ 抄録・要旨 水環境でみられる泡は親水性を低下させ、住民の不安を誘発する。本研究では自然由来と疑われる泡が流下する埼玉県内の河川で、原因解明のために水と泡の有機物特性評価を行った。  発泡の著しかったときの河川水の糖濃度は2mg/L程度であり、通常の河川水と比べ著しく高かった。分子量分画の結果、分子量1万以上の画分のみが発泡することが分かった。また、発泡の著しいときはその画分の濃度が高かった。泡の樹脂分画の結果、発泡原因物質は疎水性画分に含まれることが分かった。泡には有機体リンと窒素が高濃度に含まれ、生体由来物質が豊富であった。
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